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ドリーム193号(28年11月号)発行

28年11月16日(木)ドリーム193号発行
今月は発行が少し遅れた。まず一面の紹介から…

小さな自治体の宝を探そう

高木正三(ドリーム編集長)

最近、誉め言葉や人を褒めることによる効用等に興味を持っている。人の良いところを見つけ出す習慣を身に着けたいためだ。お調子者の私は、人に褒められ持ち上げられると嬉しくなりちょっと難しいことでも直ぐに引き受ける。「良い人間」なのか「人間が良い」のか判らない。例の如く、人に持ち上げられ、「合併しなかった自治体の将来を考えるシンポジウム」のスタッフとして携わることになった。「平成の大合併」といわれた市町村合併により、市町村数は平成11年の3,232から28年には1,718と減少した。その一方で、他市町村との合併を選ばず単独で生きていくことを決めた自治体も多い。

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阿蘇郡産山村も平成15年単独で生きていくことを決めた。合併しなかったことが良かったからと言って、未来永劫良いことづくめではないし、悪かったからと言って過去に戻ることもできない。産山村を例に、地域の宝を活かし活力ある魅力的な村づくりをいかにして実現していくかを考えるシンポジウムであった。

グループ意見交換会で「小さな自治体のよいところを徹底的に洗い出そう」の司会・進行役を担当した。産山村の畜産農家、Uターン者、都市住民、隣町の町議会議員、元大学教授、隣接の町職員…16名の人たちが、自分の思うがままに「宝」を出し合った。

他人(ひと)を見ても私たちは相手の良いところを見つけよう!という意識が涌かない。特に身近な人が対象だと顕著に表れる。ところが、今回の参加者は意に反し、相手を見ても良いところを探していた。産山村の良いところを見つけよう!見つけよう!との意識が強く、多くの宝が出てきた(宝は別掲)。褒める・褒められる関係で、人は心が浄化され、わだかまりが消える。

褒めた方(村外者)も褒められた方(村内者)も一緒に「地域の宝」を見つけ出した。今後は両者がこの宝をどのように活かしていくか?スタート地点に立ったばかりだ!!


by turbo1297 | 2016-11-17 16:19 | 食・農・環境・GT | Comments(0)