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ドリーム3月号出来上がる

3月15日(木)ドリーム3月号出来上がる
ふるさと食農ほんわかネットの情報誌「ドリーム」第136号が出来上がった。今日は、その一面を紹介しよう!
絆は強くなったか?
『三重苦』は今なお続く

あの3・11から1年が過ぎた。新聞・テレビ等がその後を報道している。家族・親戚など失った人々が黙して語らず、踏ん張って、頑張って立ち上がろうとしている。震災直後は、被災地の人々が知恵を出し合い、約束事作り、新たなコミュニティを作り上げていた。家族を失いながらも飛び回る役場職員や消防・警察の人たちもいる。自らの力で何とかしようと前向きに努力する「自助」がある。
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タレントや歌手、文化人等多くの人々がプロジェクトを立ち上げ手を差し伸べてくれたし、それらは今も続いている。名もなき若者や学生が現地に飛びボランティア活動を行っている。汚泥を取り除くボランティアで自分自身を見つける若者もいる。みんなで共に力を合わせる「共助」が機能している。多くの国民だって何らかの形で義捐金を拠出し、みんなで「負」を分かち合おうと考えたはずだ。
ただ、国や地方公共団体が絡んでくるとどうもうまくいかない。被災地のがれきを被災した県だけでなく、他の県でも引き受けて欲しいとのことであるが、東京や神奈川の一部で引き受け表明しただけで、全国的には広まっていない。あれだけみんなで助け合いましょう!と考えた人々が各論になってくると反対する。アメリカのオバマ大統領だって、「想像を絶する損失に、類まれな不屈の精神で立ち向かっている日本の皆さんに感じ入っている。復興への決意と回復力は、私たち全員の模範だ。」と日本国民を称賛した。類まれな不屈の精神で立ち向かっている日本人とは、自助・共助している人たちだけではないかと疑う。大地震、巨大津波、原発事故の『三重苦』は今なお続く。便利さを追い求める前にちょっと考えよう。暑さ・寒さも少しは我慢しよう!と、自分自身に言い聞かせている言葉だ!

☆★記事下の広告は「ター坊の愉快な農的生活」とは関係ありません。

by turbo1297 | 2012-03-18 09:43 | 食・農・環境・GT | Comments(0)