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ドリーム第175(27年6月)号発行

6月15日ドリーム(第175号)発行
自分たちが楽しみ、周囲が喜ぶ活動を行っている「ふるさと食農ほんわかネット」(徳野貞雄理事長)の情報誌『ドリーム』の第175号(27年6月号)を発行した。
まず1面から

回れ右!気がついたら時代の先端?

高木正三(ドリーム編集長)

民間団体「日本創世会議」(座長・増田寛也元総務相)は6月4日、東京圏の75歳以上の高齢者が今後10年間で急増するとして、医療・介護の施設や人材に余裕があるとする熊本市や八代市を含む26都道府県の41地域に高齢者の移住を促すよう政府や自治体に求める提言を発表した。

地方で中学・高校時代を過ごした団塊の世代は、我が国の経済発展と比例するように大都市に向かった。汗水垂らして働いて老後となり、医療や介護のゼニが無いから地方へ移住せよ!との上から目線は気に入らない。が、地方は「歓迎」と「困惑」状態だ。


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この中で、移住者の受け皿として「日本版CCRC構想」の実現が求められている。

261227日に閣議決定された「まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、「地方移住の推進」の中で、「都会の高齢者が地方に移り住み、健康状態に応じた継続的なケア環境の下で、自立した社会生活を送ることができるような地域共同体(「日本版CCRC」)について検討を進める。」と書かれている。「①高齢者が健康な時に移り住んで、②介護や医療が必要となる終末期まで、③継続的なケアや生活支援サービスを受けながら、生涯学習や社会活動等に参加できる④共同体」(Continuing Care Retirement Community)である。

40歳の時、家庭の事情で東京(都市)から熊本(地方)移住を余儀なくされた。今考えてみると、①まだまだ健康な時のUターン。②子どもが障害児であったため、福祉・介護・医療の勉強をするチャンスを頂いた。③公民館自主講座や防犯、読み聞かせ等を通じ、生涯学習や社会活動等への参加。④一種の共同体として異業種仲間との交流がある。25年前は自分の人生に心が折れそうになったときもあった。一番ビリを走っていたが、回れ右!をすれば、いつの間にか「高木版CCRC構想」が出来上がっているように思えてならない。な~に、何事もモノは考えようだ!


by turbo1297 | 2015-06-16 11:31 | Comments(0)