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重症心身障害児(者)交流キャンプ

7月24日(金)~25日(土)交流キャンプ
在宅で生活している重症心身障害児(者)の日常の生活意欲を高め、中高年生には障害児(者)との交流により、思いやりと理解を育てることを目的とした「交流キャンプ」に参加した。全国重症心身障害児(者)を守る会の助成事業で、熊本県支部の在宅部「たんぽぽの会」が実施主体となった。
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参加者は15家族とその兄弟姉妹、医師、看護士、支援学校教諭、守る会県支部の人々、ボランティアとして阿蘇中央高等学校の生徒20名。総数88名となった。第1部は「阿蘇ファームランド」にて、入館式、バイキング形式の昼食、記念撮影等々を行った。
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ボランティアの高校生が1~2名ずつ1家族に付き、家族と交流を深めながら一緒に昼食、館内散策を行う。
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第2部は、場所を「アソシエート」に移し、研修会を行った。今回は、田尻真一作業療法士(守る会会員)による『筋緊張の仕組みを知って 拘縮予防』の理論と実践であった。ボランティアの高校生達も恐る恐る障害児・者の肩を回したり、間接を伸ばしたりする実技に取り組んでいた。この高校生達が、将来は障害者福祉の道を選び、弱い人たちの立場から、尽くしてもらいたいと思った。
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ボランティアの高校生も障害児(者)の入浴介助は初めての経験だったらしい。時間が押し迫り、入浴介助は最初の1~2人であったのが残念だ。高校生達は、1日だけのボランティアであったが、後で読んだアンケートによると非常によい経験をした!との意見が大半であった。お互いに少しでも成長して欲しい。
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子ども達が寝静まった後、親を始め参加者のみんなで反省会を行った。
2日目は、8時30分に朝食を取り、10時に退館式を行い、それぞれの家路についた。
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by turbo1297 | 2015-07-26 10:55 | 障害者を守る会 | Comments(0)