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障害者の幸せについてのつどい

11月3日(木)障害者の幸せについてのつどい その①
熊本県障害児・者親の会連合会(7つの障害者団体)主催で、「第38回障害児・者のしあわせについてのつどい」をくまもと森都心で開催した。
赤い羽根共同募金の配分金を受け、今年のテーマは「震災の体験を未来につなごう!」であった。
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熊本新都心において約100名の参加者であった。

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主催者挨拶

熊本県障害児・者親の会連合会

会長 高木正三

本日ここに、「震災の体験を未来につなごう!」を基本テーマとして、「第38回障害児・者の幸せについてのつどい」を開催することができますことは、ひとえに関係者の皆様の暖かいご支援とご協力の賜と深く感謝申し上げます。

ご承知のように、「平成28年熊本地震」と命名されました本年4月、震度7を2回も記録した地震では、多くの人々が多くの体験を強いられました。障害を持つ人及びその家族は、避難所での不自由な生活を送り、また、障害を理解していない一部の人からの言葉に傷つき避難所に行くこともはばかれ、不自由でありながら車中生活を継続せざるを得ないなど、厳しい状況が続く実態も見られました。一方、日本中の多くの方々が熊本に目を向け、支援物資の提供や義援金・見舞金等の形で手を差し伸べていただき、また県内においても県・市町村等の行政はもとより、各施設運営者、各障害者団体も被災調査を始めとし、あらゆる方法で被災者援助に取り組んできました。今回の地震に関しては、色々な立場から色々な体験をされておりますが、本日は、熊本にある様々な障害者団体・福祉団体に根回しし、「被災地障害者センターくまもと」を一早く立ち上げた東俊裕弁護士に講演を頂き、また、施設運営者、行政、障害者団体、在宅被災者の代表の方々からは、被災体験や緊急時の対応等を紹介していただき、そして、お互いに意見交換を行う予定であります。今回の熊本地震に関し、多くの方々から手を差し伸べていただいたことに感謝するとともに、この大会に参加されました皆様と一緒に、被災体験を未来につなぐことを考え、障害者に優しい社会を作っていくことを節にお願いし、主催者の挨拶といたします。


by turbo1297 | 2016-11-05 09:54 | 障害者を守る会 | Comments(0)